偏差値40台から難関中学を狙う受験ブログ

小学4年の夏期講習から塾に入り偏差値40台からの難関中学合格まで親の視点から気になることを綴るブログです。

成熟度と成績

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2021年の関西の入試も終わりが見えつつ、うちの家も気づけばもうあと1年もないのか・・・と絶望に近い虚無感にさいなまれている今日この頃ですが、2022年度受験の皆様は今、どうお過ごしでしょうか?

 

今年はコロナ禍での初めての受験、今までになかった追試なども各中学用意されていました。

東大寺のサイトをみると、1月31日に追試があるので試験も違うものを用意しなければいけない教職員の方々の苦労は想像に難くないです。もちろんコロナ対策の消毒なども。

さてT君は冬季講習がおわり、1月の公開テストでなんと2000位に近い順位を出し、基本に舞い戻らないといけないと家族全員で誓ったばかりですが、今回は子供の成熟度と成績について駄文をつらねていこうと思います。

 

難関校の問題のレベルの高さ

難関校に出題される国語、算数、理科、社会すべての問題において大人が簡単とけるような問題は一つとしてありません。

今年の東大寺学園の計算問題ですらほとんどの大人は正解できないのではないのでしょうか?

算数においては中学受験の解法を覚えるだけでとける問題も少なく、組み合わせてといたり、本質がわかっていないと(基本がわかっていないと)解けない問題が多く、記憶から自分なりの思考法が確立されている必要があります。

国語にいたっては大人でも難しい題材の論説文などが出題されるので、論理展開が頭の中でスムーズにまわっていかないと解けません。

中学受験における成熟度とは?

上記であげたような難関校の問題をといて合格を勝ち取るには、一体何が必要なのか?それは自分の理解度をどれくらい把握できているかという能力です。

端的にいうと、なぜこの問題を間違えたのか?という、自分を振り返る能力です。

そもそも子供と大人の違いとは何か?を考えると単純に経験の違いが大きいですよね。

中学受験ではこの短い間にこの間違えた経験をどれだけ自分事としてとらえて、なぜ自分は何回も間違えるのかという問いを立てれた時点で勝負は決まったと感じています。

まさに人の革新がその問いを立てた時点でなされるわけです。

 

見た目は子供で発言もまだ子供っぽいところがあるかもしれませんが、自らで振り返る能力を得た子供は受験にとっては追い風も追い風、成績がどんどん上がってきたお子様はほとんどこのパターンだと思っています。

 

ただただ塾の宿題をやり、復習テストの直しをしても、公開テストのなおしをしても成績があがらない理由は、お子様の中での

 

 

成熟度=問いをたてる

 

 

ができていないため、何回やっても何回も同じ問題を間違えて単元を理解できないのです。

次回はこの成熟度を比較的に得やすいアレを取り上げたいと思います。

 

ちなみに、、、、、

T君は、、、、、子供のままのようです!残念!いつになったら、、、というかもう、、10か月しかない。。。。。間に合わないのでは。。。。。